2009年01月25日

七面倒臭い

読了リスト。一年分。

あーー、何もかもが、面倒くさいのだな。

よってコメントなし。


福田歓一『近代の政治思想』(岩波新書)

岡田斗司夫『ぼくたちの洗脳社会』(朝日文庫)

藤原和博『「ビミョーな未来」をどう生きるか』(ちくまプリマー新書)

『オー・ヘンリー傑作選』(岩波文庫)

上野千鶴子『サヨナラ、学校化社会』(太郎次郎社)

樺山紘一『地中海』(岩波新書)

中山元・田辺祥二『ブッダの人と思想』(NHKブックス)

夏目漱石『二百十日・野分』(新潮文庫)

山本秀行『ナチズムの時代(世界史リブレット49)』(山川出版社)

仲正昌樹『「不自由」論』(ちくま新書)

鎌田東二『身体の宇宙誌』(講談社学術文庫)

小野信爾『人民中国への道』(講談社現代新書)

川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書)

内田樹・釈徹宗『いきなりはじめる浄土真宗』(本願寺出版社)

西修『日本国憲法が驚くほどよくわかる本』(ワニブックス)

西川長夫『増補 国境の越え方』(平凡社ライブラリー)

島田裕巳『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書)

アマルティア・セン『貧困の克服』(集英社新書)

佐藤学『学びの身体技法』(太郎次郎社)

齋藤孝『呼吸入門』(角川書店)
posted by 日本海式エビ固め at 22:01| 天津 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

修養系

最近8時間以上寝てる。

中村元・田辺祥二『ブッダの人と思想』(NHKブックス)

ブッダの言葉を味わう。

三浦綾子『新約聖書入門 心の糧を求める人へ』(光文社文庫)

日本の一般人の実感により近い「入門」。

奥平康弘・宮台真司『憲法対論 転換期を生きぬく力』(平凡社新書)

宮台8割。憲法リテラシーの反復。日本の民度は上がらないだろうね。
posted by 日本海式エビ固め at 11:22| 天津 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

哲学ばっかか

読了リスト。
読書時間が確保できず、最近は「最後まで読み切る」のではなく、「必要なところだけ読む」ものが多いので、なかなかリスト化されない。

堀川哲『エピソードで読む西洋哲学史』(PHP新書)

巨人たちの列伝。思想内容は少ししか載ってない。むしろそういう生涯や周辺的な情報のほうが、仕事柄活用される。


岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』(岩波ジュニア新書)

著者のことは読むまで知らなかったが、素晴らしい西洋思想入門書だと思う。単なる紹介ではなく、ジュニア新書だが太い内容がある。かなりおすすめ。


野矢茂樹『哲学の謎』(講談社現代新書)

認識論、時間論、意味論など対話法で追究。読んでみて、そんなにのめりこまなかったところを見ると、私は哲学する人間ではない。


近況。デジカメ買った。初。finepix A800
posted by 日本海式エビ固め at 18:58| 天津 | Comment(0) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

明治ですから!…オマエ東大出だろ

年初め、読了リスト。

村瀬学『子どもの笑いは変わったのか』(岩波書店)

笑いの分析、マンガ、テレビアニメを含めた戦後の笑い史みたいなところ。


宮田登『民俗学への招待』(ちくま新書)

章立てが二月ずつの全六章になっているが、内容からしてそうする必然性がいまひとつか。
時々へえと唸らせる薀蓄あり。


齋藤孝『齋藤スタイル 自分を活かす技術』(マガジンハウス)

本の性質上ほとんどいつもと同じモチーフの繰り返し。
この人のアイデアで最もいいのは、教育には「あこがれにあこがれる関係性」が必要つー考え方だ。
まー本を読むまでもなく、既に学生時代にこの人の講義で聞いてたんだけど。
posted by 日本海式エビ固め at 00:29| 天津 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

半年ブリーフ

今年2月以来の読了リスト。


齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』(角川oneテーマ21新書)

私は、黒を入れて四色ボールペンを使用しているが、青が圧倒的に多い。
本に線を引く時は、鉛筆しか使わん。氏までは思い切れないな。


土井健司『キリスト教を問い直す』(ちくま新書)

授業の必要に迫られて読んだ。
思想的に真摯な著者が、素朴で本質的な「分からないこと」を共に考えてくれるような本で、入門には良い。


阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書)

「神道非宗教論」の歴史など、思ったより随所に重要な指摘があってためになった。
これからこういう学問の蓄積が役立つ時が、来る。来てしまう。


宮台真司/宮崎哲弥『M2 われらの時代に』(朝日文庫)

例によって民度の低い日本を笑う本。断定的な物言いなのに、たまに予想が外れてるのが笑う。


高橋哲哉『靖国問題』(ちくま新書)

専門家でもないのに、よく資料集めるねこの人。
しかしこの問題に関して感じるのは、なぜ日本では自分勝手な物言いがこれほどまでにまかり通るのだろう。厚顔無恥。日本の恥さらしである。
ちなみに私は近代主義者なので、政教分離は絶対です。
ちなみに政教分離とは、「政治と宗教」ではなく、正確には「政府と宗教の分離」の謂いですので、よろしく。
posted by 日本海式エビ固め at 23:19| 天津 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

大きくなったらミドルマンになりたいです

読了リスト。また溜まってきてる。このリスト書くまで内容があんま頭に残ってないとゆー。


姜尚中/宮台真司『挑発する知』(双風社)

対談の随所に、常識的な政治史や思想史が参照される。そういう本は私にとって価値がある。著者の主張が云々の前に、きちっと学問の蓄積が前提されているのか否か、これだ。
例えば右翼史を、思想史的に位置づけながら明解に解説している人など、そうはいない。
学問の「ミドルマン」の必要性は、ホントにそう思う。職業的に、一応私もその端くれだし。
装丁◎。


齋藤純一『思考のフロンティア 公共性』(岩波書店)

近年公共という言説の中に、公共の基本的含意とあまりにも異質な価値や概念が入り混じってしまっており、故に形式的なスクリーニングをかけざるを得ない現状である、という著者の観察に同意する。
基本的理念を理解せずに物を言う資格があるか。公共論の入門書。


樋口裕一『ホンモノの思考力』(集英社新書)

この人の小論文の講義聞いたことあるんですが、普通のオッサンですね。
実践的なフランス風思考の型の紹介。論述の型。物を書く時には座右になるかも。
posted by 日本海式エビ固め at 01:08| 天津 | Comment(1) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

敵の顔は常にあんなにも醜い

読了リスト。やや分野が偏った。まだ残ってるんだけど、暇でもないし、とりあえずアップ。


見田宗介『現代社会の理論』(岩波新書)

新書とは思えないほどの整然とした手堅い理論書、だが入手しやすさもあって社会学の基本書として読みうるだろう。社会学はこうやってやるんだみたいなモデルのような本。


大塚久雄『社会科学の方法』(岩波新書)

大塚史学ってどんなん?って思って数冊買い込んで読んだ一冊目。昔の新書って内容濃いなーっていう感慨。マルクス、ウェーバーの用語の解説が所々に出てきててそれが役に立った。


山脇直司『公共哲学とは何か』(ちくま新書)

全体的に無難な論調。「公共」の定義や思想史を踏まえる第二章までが私にとっては特に役立つ。別に選んだわけじゃないんだけど今のテーマにピッタリきたな。


アンヌ・モレリ著・永田千奈訳『戦争プロパガンダ10の法則』(草思社)

「われわれは戦争をしたくはない」「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」「敵の指導者は悪魔のような人間だ」「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」「われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる」「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」「われわれの大義は神聖なものである」「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」

全ての煽りはこれらの変奏曲。全ての事象は、今までのとは比較にならない、異なった仕方で特殊な具体性を持っているように見えたり言われたりするが、それは事象というものは常に現在という場に起こるためなのだ。事象は性質上(過去や未来ではなくて)「現在」にしか生起できない。過去として眺めることができるようになればこんなにもパターン化できるのにだ。だからこそアクチュアルに適用できると言えるが。分析的な深さはないが、文中の暴露的なエピソードは勉強になる。
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2005年12月01日

確かにそうだけどお前の手柄じゃない

読了リスト。


中勘助『銀の匙』(岩波文庫)

久しぶりの小説。幼少期のノスタルジーに浸れる。いい場面がたくさん出てくる。


野田宣雄『歴史をいかに学ぶか』(PHP新書)

ブルクハルトなる19世紀の歴史家の研究家らしい。進歩史観には組みしない異端的な歴史家らしいのだが、その解説より、近代以後の歴史観のスタンダードである進歩史観ではない、ギリシア・ローマからの循環史観などその外の「異端的な」歴史観の概観の部分は大変役立ちそうだ。アウグスティヌスが進歩史観の走りとは知らなかった。


斉藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』(ちくま新書)

私、学生時代、この人の教育原理の講義受けたんですが。その当時は売れてなかったけど、この人の実践というかパフォーマンスは受けるんじゃないのかな?って思ってた。まー、ちょっと売れすぎというか、そのせいで著作のほうの薄さが最近倍加してるけど。
主張は全然変わってない。ネタ的にも目新しさがあまりない。どれ読んでも85%は同じでしょ。コンセプトはいいですけど、あなたのその断定にはどの程度の根拠があるんでしょ?って随所で思う。違うんじゃないの?って意味ではなく、しっかりとした裏づけがあって話してるのか、思いつきなのかがやや怪しい。
posted by 日本海式エビ固め at 23:14| 天津 | Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

ムームー=アッパッパー

読了リスト。分野の偏りなくバランスよく、次は何に手をつけようかと本棚を物色する時が一番充実。


西修『日本国憲法を考える』(文春新書)

現行憲法にまとわりつく「神話」を払拭する比較憲法学。世界の現行憲法における平和主義条項のリストは必見。憲法訴訟に関して、司法裁判所型と憲法裁判所型とがあり、違憲状態を短くするには後者が適するなどの話は勉強になった。


祖父江孝男『文化人類学入門 増補改訂版』(中公新書)

もうこれは入門書として完成度が高い。時に応じて何度でも引っ張り出すことになるであろう。


藤原和博/宮台真司『[よのなかのルール]』(ちくま文庫)

現状では、中高生に法律事項を教える機会が少なすぎると思う。何をすればポリスに捕まるのか、何歳になれば扱いがどう違うのかなど、道徳や倫理ではなく徹底的に社会制度としてのルールを、絶対に義務教育段階で教える必要がある。奉仕の精神など、その後の話だろ。


浜田寿美男『「私」とは何か』(講談社選書メチエ)

ゼロ(発達論的還元)から出発する独創的な発達心理学、認識発達論、言語発達論。他者との関係の内から自己が生まれるとはよく言われることではあるが、その仮定を図示しながら丁寧に分かりやすく解説する第五章が山。
posted by 日本海式エビ固め at 14:15| 天津 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

♪カモニンコー

読了。これ忘れないうちに書かないと内容飛ぶ。最近すっかり飛ぶ。脳の検査受けたい。最近短期的な記憶も飛ぶから。集中力ないし。

岸田秀『性的唯幻論序説』(文春新書)

かなり前に『ものぐさ精神分析』でこの人の論旨は分かってたんですが、思い出すために読んだようなもんで…、何に性的に興奮するかという女性の性欲は、男性の倍構造がややこしくなってるという辺りの話は、ほうと思った。その男女の非対称性が社会の根幹にあるということ。


太田光/村松友視『NHK知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 向田邦子/市川雷蔵』(NHK出版)

太田さんがTBSのラジオで向田をくどいぐらい礼讃してたので、これを機会に読みたいと思った。それと雷蔵では無表情のスパイものが私は好みです。


鈴木淳史『美しい日本の掲示板』(洋泉社新書y)

私のような2ちゃんねるとかパソコン通信に疎い者にとっては、用語とか造語とか、ネット掲示板史とかは一つの勉強になった。それ以外の人にとっては要らないでしょう。


ニーチェ『道徳の系譜』(岩波文庫)

ニーチェ思想の自身による入門書らしいが、いつもながらだが代名詞が多く訳が読みにくい。そのせいで6割程度しか理解できない。しかし随所のユダヤ嫌いは不可解だな。奴隷道徳であるキリスト教道徳批判。


梅田正己『この国のゆくえ』(岩波ジュニア新書)

歴史教科書問題、日の丸、靖国、慰安婦、安保…と予想通りのお話。


桜井哲夫『ことばを失った若者たち』(講談社現代新書)

60年代から80年代までのサブカル中心の社会史。85年刊でやや古くなったが、戦後史概観としても一助になる。学生運動弾圧、挫折後、日本社会はますます対立やもめごとを恐怖するようになって、その規制力の強さとその持続は未だにこの社会の言葉に対する不誠実さを以って感じることができよう。
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2005年09月24日

この孤高

記憶が散逸しないように留めておく。

ニーチェ『道徳の系譜』(岩波文庫)p173

群居のあるところ、その群居を欲したものは弱さの本能であり、それに組織を与えたものは僧職者の狡智である。〔…〕強者は必然に分散しようと努め、弱者は必然に結合しようと努めるものだからだ。強者が結合する場合、それはただ彼らの力への意志の攻撃的な全体的行動と全体的満足を期待してなされるにすぎず、従って個人の本心からは多大の抵抗を受ける。これに反して、弱者が互いに団結する場合、彼らはこの団結そのものに悦びを感じる。
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2005年08月15日

マッカー「シ」ーって誤植だと思ってた奴

日中は頭がぼんやりで、深夜になると冴えるので割りと読めます。

田中克彦『名前と人間』(岩波新書)

とすると悪魔君はそんなに悪い名前じゃないわけだ。ナポレオンが使える名前の制限したってのは初耳だった。


市川宏『「戦国策」の知恵』(講談社現代新書)

中国戦国時代の重要人物の紹介。


長谷川宏『新しいヘーゲル』(講談社現代新書)

帯にある通りむずかしくはないが、かと言って『精神現象学』では結局何を言いたかったのかとかはほとんど分からない。ヘーゲルは近代の哲学者だということは分かった(笑。
posted by 日本海式エビ固め at 13:01| 天津 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月10日

死相のフロンティア

夏休みなので結構読めてます。

山内進『十字軍の思想』(ちくま新書)

ヨーロッパ中世史概観のために読んだが、十字軍の切り口でここまで書けるのかと思った。アメリカは新しいイスラエルである。なるほど。


吉見俊哉『カルチュラル・スタディーズ』(岩波 思考のフロンティア)

カルスタ自体ではなく、狭義のカルスタの先行研究の手堅い概観。別に「今」読む必要はなかったな。この著者には別の入門書もある(講談社選書メチエ、未読)。


姜尚中・森巣博『ナショナリズムの克服』(集英社新書)

森巣の主張自体は??だが、御用学者川勝平太がオーストラリアでの講演の際人が集まらなかった上にトンチキなことをのたまわって、動員された客にさえ退席されたとか、「ドイツ文学者」西尾幹二が本国ドイツに行き「日本語」で講演したとか、オモロかった。半日で読了。森巣はモーリスの漢字型なんすかね。
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2005年07月27日

約3ヶ月分

ここ最近読了したリスト。

菅谷明子『メディア・リテラシー』(岩波新書)

教育先進国の紹介。


長谷正人『悪循環の現象学』(ハーベスト社)

症状をもっとひどくすることで解決する家族療法に興味あり。


上野千鶴子『スカートの下の劇場』(河出文庫)

下着は不思議。機能ではなく欲望の照射としてのパンティ。


ピーター・バラカン『魂(ソウル)のゆくえ』(新潮文庫)

ブラックソウルカタログ。


樋口陽一『自由と国家』(岩波新書)

それぞれの憲法の評価は時代によって揺れる。著者の一連の憲法関連の新書は最初から全部目を通す予定。


茂木俊彦『障害児と教育』(岩波新書)

教育原理としても割と読める。重度の子にどんな教育が可能なのか考えさせられた。


内田樹『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)

哲学的小エッセーです。


石川晶康『日本史の考え方』(講談社現代新書)

日本史概観のため読んだが、中世、近世がすっぽり抜けている。三つの「日本」の図や華夷秩序の図は使える。
posted by 日本海式エビ固め at 01:45| 天津 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

片岡安祐美選手の写真集妄想予約済

小田中直樹『歴史学ってなんだ?』(PHP新書)かなり前に読了。

所謂「歴史」と「歴史学」のあいだって結構ズレがある。歴史が好きで歴史学を専攻しようとする人にとって、歴史=歴史学だという初歩的な誤解を解くために、格好の手ごろさだろう。
著者の言うように、歴史学の手ごろで安価な入門書としては、渓内謙『現代史を学ぶ』(岩波新書)、カー『歴史とは何か』(岩波新書)ぐらいだもんな。いいところついてると思います。


石井政之『肉体不平等』(平凡社新書)読了。

面白そうなテーマなのに練れてないような感じ。近視眼的。もっと思想史的な議論をして欲しい。乙武がルックスがいいから売れたというのは、今まで気づかなかった。そうかも知らん。


歪・鵠『「非国民」手帖 −『噂の真相』匿名コラム「撃」』(情報センター出版局)読了。

これ一冊で90年代が分かる。一刀両断、ホント名コラムです。宮崎哲弥の解説の言うとおり、まさに不寝番だ。
posted by 日本海式エビ固め at 20:48| 天津 | Comment(0) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月16日

まだ入門書かよ

西研+佐藤幹夫『哲学は何の役に立つのか』(洋泉社新書y)先日読了。

佐藤の個人的な問い→西回答という形式なので、個人的な話が無意味に長かったりする。
ポストモダンに対するモダン(近代哲学)の復興というか、ポストモダンの「行き詰まり」の現状に対してモダンの有効性を見直してみようみたいなことなんだけど。
ま、そういうモチーフはいいんだけど。文化やメンタリティの近代化を、ポストモダンであるはずのポストモダンが、それに先行するモダンの徹底を無意図的に邪魔しちゃってる部分あるんでね。ポストモダンはあくまでモダンの後に来る。そう読まないと誤解する。

んでもポストモダンが何を掬い上げようとしたのか、それはモダンがそもそも前提として排除したものや観点だったわけで、著者はポストモダンはイデオロギーだ、哲学的にモダンが上なのだみたいな雰囲気かもし出してるんで、それはどうかなと。

序章の、なぜわれわれにとって哲学は難しいのかのあたりはよかった。そりゃそうだ文脈を知らないんだから。そこですよそこ。
posted by 日本海式エビ固め at 02:16| 天津 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

円高歓迎。理由輸入CDが値下がりするから

小塩隆士『高校生のための経済学入門』(ちくま新書)読了。

経済学というか経済のしくみ解説本。高校レベルの参考書+α。ただそういう参考書は、こうした観点からはこう言えるし、別の観点ではこうも言える、みたいな解説はないから、その点では意味があるのかも。信用創造の解説がよく分からんかった。

この本とは無関係に、私はいまだに為替レートがなぜ変動するのかについて、本当の意味で合点がいかないんですが。誰かがせりみたいなことしてんの?それともコンピュータ制御?

というわけで、以後読了の本をメモしていく予定。
posted by 日本海式エビ固め at 00:20| 天津 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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