2005年04月03日

メディア・リテラシー実践編

事実は作られる。

例えば、判定に不満の数千人が一時暴徒化 W杯北朝鮮―イラン戦(朝日新聞)平壌のW杯アジア予選混乱、FIFAが調査へ(同)

生中継見てましたけどね、まあ結構激しい抗議は確かにしてましたし、スタンドから色んなものが投げ込まれているのも見えました。計二度のPKかどうか微妙な判定が、ホームチームにとってどちらも不利なものになったことがその原因でしょう。

ま〜そうなっても仕方ねーかな…てなふうに見てました。

しかし、……「暴徒化」。数時間後の我が国営放送のトップではデカイ赤文字で、そう伝えられた。終了後にフーリガンよろしく負けた腹いせに暴れ狂ったのかしらと映像を見ると、バスを観客が取り囲んでいる静止画のみ。これだけ??

しかし、さすが国営放送、あっという間にインパクト先行型の増幅によって、この件は全てのチャンネルを最大瞬間風速的に席巻する。その結果、例えばこうなったりする(たまたま検索かけて上位にヒットしただけで代表的な反応なのかどうかは保障しない)。

NO FOOTBALL NO LIFE http://blog.goo.ne.jp/goo20020815/e/13d5acc8326834f3681d277a84d16680

ホット!?
http://blog.livedoor.jp/akibohz/archives/17722421.html

その後の調べによりますと、終了後、イランチームや審判団のバスを取り囲んだり、警察官と一騒動あったらしいのも、確かにそうかもしれない。

…んでも、それって世界中でよくあることだべな。先進国と言われる、イギリス、オランダ等々は数倍ヒドイでしょ。南米のアルゼンチン、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、あの辺もかなり凶暴でしょ。もちろん客の一部でしょうけど。

今回の件は、ワールドカップがらみの客の騒動としては、トップニュースとして殊更ピックアップするほどの世界基準を満たしていない。比較的オトナシイ部類に入るだろうことぐらいは、若干でも歴史を知る者にとって常識だ。

我が国営放送をはじめとする「暴徒化」騒動は、まさに「北」が何かやらかすのを息を潜めて待ちに待っていたかのような準備のよさ、周到さ、それに針小棒大さを感じざるを得ない。この程度の騒ぎを、感情が先走り政治と短絡的にリンクさせ、こことぞばかりに騒ぎ立てるほうこそお里が知れると言うもの。

冷静さこそ成功の秘訣と知れ

最後に、FIFAワールドランキングによると、日本18位なんですよ。確か2回優勝のドイツと肩並べてるんですけど、かなり過大評価じゃねこれ? ナイジェリア、カメルーン、セルビア・モンテネグロ、クロアチア、ノルウェーとかさ、日本より強いだろこれ。
posted by 日本海式エビ固め at 00:02| 天津 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北京や平壌は、フーリガンとして区分けされない平民全員だから、もっと性質が悪いんじゃないのかな。
Posted by みん at 2005年04月03日 13:17
「平民だから性質がもっと悪い」という理路が、何をおっしゃりたいのかよく分からなかったのですが…。フーリガンだって「平民」だし。仏WC予選の時、カズたち代表を包囲したり、卵をぶつけたのは日本のそれこそ「平民」だったし。

あれですか、同じ黒系統の服着てたから、一般市民だと思ったわけですかね。もちろんフツーの市民だと思いますけど、彼ら全てが同様の行動をとったのではないわけで。一般市民の中でもとりわけ元気な人々がそうしただけで、別段それは特異な現象ではない。
Posted by エビ at 2005年04月03日 18:43
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